「保育園の民営化反対!」寒風の中350名の市民がJR吹田駅前をパレード
2月16日、「守ろう!吹田の子育て 2・16旭町パレード」が開催され、保育士、保護者、地域住民の方々350名が参加した。
今回、民営化の対象となっているのは岸部、藤白台、南、西山田、吹田保育園の5園。パレードに先駆けて開催された集会では、「今年度の待機児は200名を超える状況。子育てする環境を公的責任で保障してほしい」「幼保一体化によって、公立幼稚園の廃園が狙われているが、公立幼稚園での3年保育こそが保護者の願い。慎重な検討を」などの発言が続いた。
JR吹田駅前までの商店街を通り抜けてのパレードには、バギーを押したり、子どもの手をひいたお母さんたちも多く参加して、あらためて批判の声が大きいことが示された。
「子育てするなら吹田」と言われ、近畿地方で「住みやすさ第1位」と評価されてきた吹田市だが、このような「維新流の福祉切り捨て政治」で、その地位は危うくなっている。
市民の反対押しのけて
北千里保育園と古江台幼稚園が一元化?
保育園の民営化と並んで、大きな批判の声にさらされているのが、「北千里保育園と古江台幼稚園の幼保一元化」だ。保育園、幼稚園の保護者の多くが反対しているにもかかわらず、こちらも強引に一元化(統廃合)を進めようとしている。このまま強引に進めていけば、「拙速」という批判は免れない。