つなごう手と手 ひろげよう!みんなの輪
第37回吹田よっといで祭が開催される
2019年9月16日、千里南公園において「つなごう手と手 ひろげよう!みんなの輪」をテーマとして第37回吹田よっといで祭が開催されました。
一昨年は悪天候により中止され、昨年は台風21号による公園の倒木被害のため中止されたため、3年ぶりの開催となったもので、天候に恵まれ、2万人近い市民で会場はあふれました。
けん玉
郷土サークル野火の勇壮な太鼓で始まった中央舞台は、その後も次々と市内で活躍されている様々なサークルやグループのみなさんがダンスや演奏を繰り広げました。
中央舞台前に設けられたフードコーナーや円形広場には多数の模擬店が並び、そのまわりではフリーマーケットで買い物を楽しむ行列ができました。
みなさんにご協力いただいた福祉バザーや被災地復興支援募金が取り組まれるとともに、原爆展や芋粥の試食を行う「平和のひろば」、ボッチャ体験やあおぞらマッサージなどを行う「福祉のひろば」などの広場に加え、歯科医師による「歯科検診のコーナー」、北大阪総合法律事務所による「法律相談のコーナー」、道修商事による「保険と事故相談のコーナー」など、よっといで祭の原点ともいえる様々なくらしの相談も行われました。
挨拶
主催者を代表して、実行委員長の河村学さんは「商業ベースでなく、市民だけで企画・準備する手づくりの祭としては全国的にも稀有な祭となっている。企画・準備された関係者のみなさん、趣旨に賛同し出店されている模擬店やフリーマーケットのみなさんに感謝したい。3年ぶりで開催できたことは喜びたいが、いまも千葉では台風15号による停電・断水で困っている方がいらっしゃることを忘れず、あらためて災害時のあり方については、他人事でなく吹田のこととして見直す機会ともしたい」とご挨拶されました。
敬老行事が多い中でも多数のご来賓にお越しいただき、代表して市議会議長の吉瀬武司さんから「地元では待ちに待った祭であり、千里南公園でこのように盛大に開催されることに感謝したい。昨年は北部地震につづく台風21号による被害を受けたもとで、議会でも特別委員会を設置し、災害に強いまちづくりをめざしてまいりたい」とご挨拶を受けました。
防災
市労連は、「防災・復興支援のひろば」で、危機管理室の仲間が防災パネル展示や防災クイズなどを実施するとともに、大船渡市職労から及川執行委員を招き、大船渡直送のホタテを焼いて販売。行列ができるほどの盛況でした。また保育所支部・学童指導員支部の仲間が「子どもわくわくひろば」で、学校給食分会の仲間が「給食のひろば」で、それぞれ奮闘しました。
復興支援