Suita市民しんぶん.Vol.2(2006)
4月3日、吹田メイシアターで住民投票を実現させる吹田市民大集会が開催された。600名を越える参加者で会場は満杯、立ち見も出るほどだった。この「うめかも問題」は、市長が2月10日に勝手に「移転合意」し、その模様がテレビ、新聞で大きく報道されたため、現在の吹田市において最も注目を集める問題の一つになった。講演に立った増田京子箕面市議(無所属)は、「市民にとって大事な問題は、住民投票で決めるのが当然の方法」「議会で全て決められるわけではない。むしろ直接民主主義、つまり住民投票の結果が優先されるべき」と語った。
集会での申し合わせとして、(1)36名の市議会議員へ「公開質問状」を送り、住民投票に賛成、反対を問い、その結果を広く伝える。(2)多くの市民が市議会を傍聴し、市会議員にエールを送る(3)4月26日(水)に結果が出るので、午後7時から吹田市市民会館で報告集会を行う。ことが確認された。
参加者からは、「市議会議員にこの集会の模様を伝えたい。これだけの有権者の声を無視できないはず」「これからが最後の山場。何としても住民投票の実現を」などの感想が寄せられた。