6月11日(土)10時から、勤労者会館
■民営化はもうけが第一になる。自分も民間にいて、人間らしさを奪われることがあった。子どもを生めば働けない。健診や医療、子育て、低家賃住宅など生きていくことに必要なことは守ってほしい。
■保育所も公立を守ってほしい。大阪市では、見守りしかしない「いきいきクラブ」が無料で行われている。不況の影響で親もやむなくそちらに預けているが、学童保育に行かなくなっている。小児救急ももとに戻してほしい。青少年の居場所も大切だし、保育は今後ももっと地元の人と交流できる機会を増やしていけばいいのではないか。この地域にも高齢者が増えている。酒屋さんが配達に行けば、「電球替えてほしい」などいろいろ頼まれる。高齢者の問題は深刻である。
■大阪市をはじめ、公務員に対する攻撃が厳しくなっているが、労働組合の奮闘が求められると思う。それぞれの部署で、住民との関わりや行政水準を高めてほしい。国の攻撃が強まるとどのような影響が現れるのか、教えてほしい。地域住民ぐるみの運動を展開してほしい。
■行政水準が高い中で、現市政になって福祉切捨てがはじまっている。岸和田と吹田は保育水準が高いといわれているが、今もそうなのか。公務員攻撃を行うことで市民と公務員との分断をはかり、職員の削減をすすめようとしている。福祉・医療・教育は人が支えてきた。この分野はどれだけ大切か。現場でもしっかり認識してほしい。
■財政問題をわかりやすく、市民に知らせていくことが重要。現場のリアルな話を聞けばその事業の必要性がわかるし、市民新聞が私たちにはいい情報であり、力になる。北工場の建替えについては、市長選挙での指摘や市民も含めたゴミ減量化の努力のなかで、当初は777億円とも言われた建設費を535億円、そして332億円と半分以下にしたことは、「行政の無駄をなくさせる」私たちの運動の成果であると評価できる。100億円を超える税収減は単にバブルの崩壊だけでなく、政府の経済政策の失政が原因であることを指摘すべき。
■吹田市の施設は、周辺住民が気軽に利用でき、愛着が生まれる。そして市民が意見を言いやすいし、市政に参加できる意識が生まれる。このように市民と直接接していることが重要だと思う。■吹田市でも若者が定着できる施策が必要。例えば、大阪市では新婚家賃補助を行っているが、吹田市で何か若者が定着するための施策を行っているのか。
■梅田貨物駅移転問題は、3万通もの意見書が集まり、素晴らしい運動に発展しているが、今後どうなっていくのか。
■子どもの生死がかかっており、一日も早く市民病院か済生会病院で休日夜間の小児救急をやってほしい。